2月2日（土）～3月24日（日） 『開館30周年記念 やなぎみわ展 神話機械』

美術と舞台の両極を往還する
美術家・やなぎみわの10年振りとなる個展

1990年代から現在に至るまで現代美術のみならず
演劇界でも忘れられないシーンを投じてきたやなぎみわ（1967年～）は、《Elevator Girl》で最初に注目を浴び、《My Grandmothers》や《Fairy Tale》といった一連の写真作品で世界的に評価を受けた美術家。2010年から本格的に演劇プロジェクトをスタートし
大正期の日本を舞台に、振興芸術運動の揺籃を描いた「1924」三部作で話題を集め、台湾製のトレーラー車を母体に2016年から日本各地を巡礼する野外劇は大きな感動を呼んだ。本展では、その舞台作品と並行して制作している日本神話をモチーフに桃を撮影した新作シリーズを日本初公開。また、大学などと連携したマシンによる神話世界も展覧会場に現れる。美術と舞台の両極を往還することで生まれる、これまで以上にやなぎの汲み尽くせぬ想像の泉に迫る。待望された10年振りとなる個展をお見逃しなく。パフォーマンスやワークショップなど関連イベントも多数あるので詳しくはHPでcheck！