かかりつけのクリニックはありますか。「身体の具合がよくない」などトラブルになった時、頼りになれる「かかりつけ」があると安心です。『月刊ナイスタウン』が地元・香川にこだわり、医療情報をまとめました。いざというときのため、お役に立てれば幸いです。
取材協力
横関皮膚科クリニック、しのまる歯科医院 ゆかり矯正・こども歯科、さとこ整形外科、三浦内科 みちこ小児科クリニック
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【香川の病院2022】Clinic Selection!～わたしのまちの医療お役立ち情報～【香川の病院2022】Clinic Selection!～わたしのまちの医療お役立ち情報～
ライフ
【香川の病院2022】Clinic Selection!～わたしのまちの医療お役立ち情報～
地元で生活を続ける人、新たな土地で生活を始める人、どんな人にとっても、身近にお世話になれるドクターがいることは心強いもの。地域に根差し、家族の健康を支え見守ってくれるドクターたちをご紹介します。
しのまる歯科医院 ゆかり矯正・こども歯科
リラックスして治療に臨める広い個室の診察室で子どもの通院も安心
６月にリニューアルした「しのまる歯科医院 ゆかり矯正・こども歯科」の診察室はすべて個室に。キッズスペース付きの広いファミリールームを複数に増やしたことで、初診はもとより、親子でリラックスして受診できるような環境になりました。診療方針は従来と変わらず、歯の健康寿命を延ばせるような予防を目的とした口腔ケアに尽力しています。小児・矯正歯科においては、女性歯科医師が常勤しているため、幅広い年代の矯正治療に対応。特に小さな子どもは、乳歯から永久歯に生え変わる骨格の成長期に合わせた矯正治療を推奨するなど、一人ひとりの発達に応じた治療プランを提案します。
当院では、部屋ごとに趣きの異なるソファやキッズスペースを設けたファミリールームを用意。もし小さなお子さんが騒いだ場合でも、広い個室ですので、他の方への迷惑がかかりません。安心して治療が受けられます。
【Information】
当院の矯正歯科は、ワイヤー矯正からマウスピース矯正（インビザライン）まで、女性歯科医師が治療を担当。ご希望に沿った治療法を提案することができます。
【診療時間情報】
TEL：0875-72-3788
住所：香川県三豊市高瀬町比地226-1
駐車場：あり
診療時間
休診
木曜日、日曜日（木曜日が祝日の場合は午前は診療）
※電話での予約制（ただし急診の場合は当日受付可能）
診療案内
・一般歯科 ・小児歯科 ・矯正歯科
横関皮膚科クリニック
最先端の紫外線療法を提供
皮膚は臓器の鏡といわれています。皮膚病の原因は体のどこかに問題があることが多く、クリニックではその原因を血液検査、パッチテストなどのアレルギー検査で明らかにして原因を除く治療法をしています。症状に応じて紫外線療法・生物学製剤などの新規治療法を用いての治療も行っています。また、県内でも数少ない最新の全身型紫外線治療器「ダブリン3シリーズX」を導入。アトピー性皮膚炎、乾癬、白斑などの慢性的な皮膚疾患でお悩みの方への専門的かつ最先端の治療が受けられますので、ぜひご相談ください。
【Information】
最新紫外線療法 全身用「ダブリン3シリーズ X」導入！
「ダブリン3シリーズX」は全身に一度で紫外線を照射できる箱型の照射器です。紫外線を均一かつ短時間で照射します。疾患の症状によって個人差がありますが、全身にあてることが可能なため1回あたりの治療時間が短くなり、少ない治療回数で高い効果を出すことが可能になりました。
【診療時間情報】
TEL：0877-85-3271
住所：香川県丸亀市西平山町111-2
診療時間
休診
木曜、土曜午後、日祝
診療案内
・皮膚科 ・アレルギー科
さとこ整形外科 三浦内科 みちこ小児科クリニック
経験豊富な医師が在籍包括的な医療で家族のかかりつけ医を目指す
旧三浦内科・みちこ小児科クリニックは、今春から医院名を変更し、整形外科を主体に内科、小児科など、高次医療機関とも連携を図りながら、「子どもから大人まで家族のかかりつけ医」を目指しています。身近に迫る高血圧や糖尿病といった生活習慣病、アレルギー疾患、0歳児からの予防接種や健診など、多くの人の健康を治療と予防の両輪でサポート。2017年からは整形外科専門医が加わり、小児整形外科疾患に対してもより適切な治療、リハビリテーションを提供し、各専門分野の連携の強みを生かしたケアに努めています。
建物の周囲には桜、花水木、オリーブなどの植物が植えられ、四季折々の風景を楽しむことができます。
からだのこと、治療のこと、さまざまな疑問・不安が出てくるもの。こちらのコーナーでは、知っておきたい身体のお悩みをQ＆A形式で答えていただきました。
Q.食物アレルギーが疑われたとき、もしくは発症したときはどうすればよいの？
答えてくれたのは…
さとこ整形外科
三浦内科 みちこ小児科クリニック
副院長三浦 美智子先生（小児科）
近年は食事の欧米化により、ナッツアレルギーの方が増えてきています。食物アレルギーかな？と感じた場合は、食事を摂取した時刻と発疹の出た部位を記載しておくこと、または病院に来られた時は症状が消えている場合もありますので、スマートフォンなどで撮影し、症状が出た部位の写真を撮っておくと良いでしょう。食物アレルギーではありませんが、特に、0歳児のお子さんはハチミツ、または成分表にハチミツが入っている食べ物は避けた方が良いでしょう。なぜならば、破傷風（はしょうふう）といって、破傷風菌（はしょうふうきん）という細菌によって起こる感染症になる恐れがあるからです。症状は、痛みを伴う筋肉のけいれんやこわばり、呼吸困難などを引き起こす場合がありますので、食事の際には気をつけるようにしましょう。
Q.手や顔、頭、わきなどに多量の汗が出て、日常生活に支障をきたすようになり悩んでいます。どうすればいいでしょうか？
答えてくれたのは…
横関皮膚科クリニック
院長横関 博雄先生
症状をお聞きすると多汗症が考えられると思います。多汗症には、発汗の原因となる病気があって起こる「続発性多汗症」と、明らかな原因がない「原発性多汗症」があります。続発性多汗症の場合は、まず原因となる病気を診断、治療する必要があります。原因不明の過剰な発汗が6ヶ月以上過剰な発汗が続いた場合、原発性局所多汗症の可能性が高いです。その場合は塩化アルミニウム外用療法、イオントフォレーシス療法、抗コリン外用療法など新しい治療もありますので、まずは皮膚科を受診して治療することが大切です。
Q.小児の矯正をする際に、先生が心がけていることはありますか？
答えてくれたのは…
しのまる歯科医院 ゆかり矯正・こども歯科
篠丸 有加里 先生
小児矯正（1期治療）が必要なお子さまは、口元の筋肉のバランスが崩れていることが多い傾向にあります。歯並びは骨格や筋肉のバランスに左右されるため、歯並びを悪くさせる「お口まわりの癖」が残ったままに成長すると、後から生えてくる永久歯の歯列に影響を及ぼす恐れがあり、将来的に歯並びが悪くなることも少なくありません。そうならないためにも、お子さまの歯の状態や成長に合わせた筋機能訓練を、専門の歯科衛生士と一緒にサポートしてきます。
Q.定期検診はどれくらいの間隔で受けたらいいですか？
答えてくれたのは…
しのまる歯科医院 ゆかり矯正・こども歯科
篠丸 拓也 先生
当院での理想は、3ヵ月から4ヵ月に１度のペースで受診していただくことをお薦めしています。患者様が無理のない間隔で来ていただけたらと思いますので、気軽にご来院ください。歯の健康状態を維持するのはメンテナンスですが、大切なのは自宅でセルフケアを毎日続けることです。歯の磨き方の癖、歯間ブラシや糸ようじの使い方など、患者様のライフスタイルに合わせたアドバイスをしています。