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【皮膚科・眼科編】Clinic Selection!香川の病院 2022SP

かかりつけのクリニックはありますか。「身体の具合がよくない」などトラブルになった時、頼りになれる「かかりつけ」があると安心です。『月刊ナイスタウン』が地元・香川にこだわり、医療情報をまとめました。いざというときのため、お役に立てれば幸いです。

※こちらの掲載情報および医院様の掲載情報は月刊ナイスタウン2022年12月号時点のものになります。

 

 

医療法人社団 みずたに皮フ科

開院3年目を迎えた「みずたに皮フ科」。患者さまと真摯に向き合い、安心して治療を受けてもらえるような体制で、満足度の高い医療を目指しています。

さまざまな皮膚疾患の中で最も多い主訴に、新型コロナウィルス感染症の流行で手洗いや消毒による手湿疹やマスクかぶれ。さらに、皮膚のバリアー機能を低下させるアトピー性皮膚炎やアレルギー疾患、帯状疱疹といった感染症など多くの炎症に適切に対応。患者さまの一番の理解者となり、笑顔を生み出せるよう日々尽力しています。

クリニックについて

国道11号線の飯野交差点を北に折れて約1.1km。幹線道路に面しており、通院しやすい。

ホームケアについて

お肌の悩みに合わせた4タイプのピーリング石鹸としみ消しに効果のあるクリームや制汗剤等をとりそろえています。

– Message –

皮膚の病気ははっきり見えるため、ちょっとしたことでも患者さんのクオリティオブライフに影響を及ぼすものです。様々な皮膚疾患やお肌の悩み、思わぬトラブルについてなど何でもご相談ください。

 

※受付は午前12:20、平日午後17:50、土曜日午後15:50まで

香川県丸亀市土器町東3丁目254-2(駐車場有)

【診療案内】皮膚科

TEL.0877-58-0898

 


 

高松e眼科 Day Surgery

難症例の白内障や網膜硝子体手術を専門とするベテラン医師が在籍し、大学病院と同等レベルの検査と治療機器を備え、日帰り手術を実現。

また、定期的な眼科検診で早期発見を促し、日常生活に極力負担をかけない医療を心がけ地域の健康管理に努めています。御来院の際にはスタッフが笑顔でお出迎えいたします。

クリニックについて

大学病院と同等の検査、治療機器を備えた広々とした手術室を完備!

– Information –

複数の距離に焦点が合わせられる「多焦点眼内レンズ」を取り扱っています。

 

香川県高松市太田下町2457-1(駐車場有)

【診療案内】眼科

TEL.087-868-8855


 

 

もりした眼科クリニック

白内障、眼瞼下垂などの手術から、ものもらい、結膜炎、乳幼児健診や学校検診の二次精査まで、眼科診療が必要な患者に寄り添い地域医療に貢献。

様々な検査機器や治療機器を導入し、眼科患者さまの眼の輝きのため、患者さまに寄り添った思いやりのある医療を提供。

「医師と患者が対等な視線に立ち、二人三脚で病気と向き合っていく姿勢」を大事にしています。

クリニックについて

一面ガラス張りで外光を採り入れた明るい待合スペース。

– Information –

車いす、ベビーカーの方も安心して来院できるよう、院内はバリアフリー対応。子どもから大人まで目に関するどんな症状やお悩みでもお気軽にご相談を。

 

香川県高松市松縄町1140-9(駐車場有)

【診療案内】眼科

TEL.087-865-6633


 

 

からだのこと、治療のこと、さまざまな疑問・不安が出てくるもの。こちらのコーナーでは、知っておきたい身体のお悩みをQ&A形式で答えていただきました。

徳島大学医学部卒業、徳島大学皮膚科助教、四国こどもとおとなの医療センター皮膚科医長を経て、2019年みずたに皮フ科開院。日本皮膚科学会認定専門医兵庫県出身

 

 

Q:アトピー性皮膚炎について教えてください。

皮膚のバリア機能の低下を基にかゆみのある湿疹がでたりひいたりを繰り返す疾患です。乳幼児期から発症し小児期に治るか、あるいは治ることなく再発を繰り返し、症状が成人まで慢性的に続きます。まれに思春期や成人になってから発症する方もいます。

また患者さんの多くはアトピー素因をもっています。アトピー素因とは気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎の家族歴や既往歴のことを指します。すなわち、ご両親がこれらのアレルギー性疾患を持っている場合はお子さんがアトピー性皮膚炎を発症する可能性が高くなります。

 

Q:保湿はなぜ必要なのですか?

アトピー素因があるからといって、そのみんながアトピー性皮膚炎を発症するわけではありません。かといってアトピー素因のないお子さんでも発症する可能性はあります。特に子供は大人と比べると皮膚のバリア機能が弱く、アレルギーの原因物質(アレルゲン)が皮膚から直接侵入しやすい状態です。

皮膚内に侵入したアレルゲンにより体がそのアレルギーを覚えるとアレルギー症状がでてきます。ですから常に保湿剤を塗布し皮膚のバリア機能を高めることこそがアトピー性皮膚炎をはじめとした様々なアレルギー疾患の予防および治療になるというわけです。

 

Q:アトピー性皮膚炎の最新の治療について教えてください。

保湿剤およびステロイドや免疫抑制剤の外用に加えて、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬の内服が基本的な治療法ですが、近年ステロイド、免疫抑制剤以外の外用薬も保険適応となり、より治療の幅が広がりました。また紫外線療法も併用することで、かゆみやブツブツ、ジュクジュクといった皮膚症状に対してさらなる改善が見込めます。その他、治療効果の高い生物学的製剤の注射やJAK阻害剤の内服といった治療法も選択できるようになり、これまでの治療では効果が不十分であったアトピー性皮膚炎の患者さんでも寛解が見込めるようになりました。

 

1994年岡山大学医学部卒、2000年より岡山大学で網膜、硝子体手術を専門に学び帰郷。香川大学医学部、三豊総合病院、白井病院副院長、県立中央病院眼科医長を務め、2018年に田中茂登先生と開業。

 

Q:ものもらい(麦粒腫 )の治療方法は?

ものもらいとは、まぶたにある分泌腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。初期症状は、感染部分が腫れて局所の痛みが起こります。通常は、感染を抑えるために抗菌剤や炎症を抑える薬を使って治すことがほとんどですが、それでもしこりが残る場合は、手術を用いて切開することが必要になります。

香川大学医学部を卒業後、同大学付属病院などの勤務を経て渡米、コロンビア大学眼科にて学ぶ。帰国後、県内中核病院などに勤務し、2018年もりした眼科クリニック開院。

 

●子どもが色覚異常と言われました。治療法はありませんか?

男性の約5%、女性の約0.2%に色覚異常があるといわれますが、これは、色の見え方が生まれつき他の多くの人達と異なっている色覚の特性であり、現在、色覚をその他多くの人と同じにする治療法はありません。色覚特性が異なっている程度は様々で、子供の場合、色を覚えるのが苦手、間違えが多いことで周りが気づくこともありますが、検査をして初めてわかることもあります。子供は自分の色覚特性を自覚しないことも多いのですが、何かを伝えるとき、場所や形など、色以外の情報も添えて、本人が不安にならないように配慮することが大切です。


 

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