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【第9回】お殿様が愛した日本庭園の“美”を満喫!

香川県&石川県のコラボ特集の第9弾は「日本庭園」です。美しい松の庭園として知られる香川県の『栗林公園(りつりんこうえん)』と日本三名園の1つである石川県の『兼六園』をご紹介します!

 

 

 

【香川】日本最大の広さを誇るお庭の国宝『栗林公園』

▲『栗林公園』の南側である”南湖”エリア。庭園は背後にある紫雲山(しうんざん)を背景にするよう巧みに設計されている。

 

『栗林公園』は、江戸時代初期の回遊式大名庭園の姿を残す貴重な文化財庭園です。約400年前に当時・讃岐を治めていた4代藩主・生駒高俊の時代に築庭され、その後、高松藩の初代藩主・松平頼重が引き続き使用・整備拡張し、5代藩主・松平頼恭の時代に完成されたといわれています。何代にもわたり100年以上の歳月をかけて築庭された庭園は非常に珍しく、国内にも、あまり例を見ません。

 

面積は約75ヘクタールもあり、その広さは東京ドームの約16個分!全国の文化財指定庭園の中でも最大の大きさです。また、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では3つ星を獲得し、アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングでは、足立美術館、桂離宮に次いで3位にランクインしたこともある、世界でも高く評価されている庭園です。

 

今回、『栗林公園』を案内してくれるのは谷久利香所長。庭園のことを誰よりも見ていて、新しい取り組みを積極的に行っている方です。

 

▲『栗林公園』を案内してくれた谷久利香所長。毎日園内を1周し、庭園や職員・庭師さんたちの様子を見守っている。”栗林公園愛”も人一倍強い。

 

そんな谷久所長のおすすめは、早朝の庭園。朝焼けに染まる紫雲山と松の緑のコントラストは息をのむほどの美しさで、紫雲山の稜線が屏風のような役割を果たし、庭園の美しさを際立たせている様子からも「この紫雲山があったからこそ庭園をこの地に築いたのだと感じる」と話してくれました。

 

▲谷久所長撮影。紫雲山が赤く染まっているのは紅葉ではなく朝焼け。美しい赤と緑の共演は見る人を魅了する。

 

また、”松の庭園”とも呼ばれる『栗林公園』には、1,400本もの松が植えられており、そのうち1,000本は庭師によって常に手入れされています。西側にある背の高い5本の松は、大正時代に昭和天皇をはじめとする皇室の方々がご来園された折りにお手植えされた松で、南庭の「掬月亭」の南側には、大正天皇がお手植えされた松が1本あります。北庭と南庭を巡りながら、さまざまな松の様子を観賞するのも楽しみ方の1つです。

 

▲(左上から時計回りに)亀の形をした石組の上に鶴が舞う姿をした黒松が植えられている「鶴亀松」。湖面ギリギリまで枝が伸びた「流枝松(なげしのまつ)」。箱のように剪定された「箱松」と屏風のように枝を広げた「屏風松」。涵翠池(かんすいち)に浮かぶ瑤島(ようとう)。

 

\NEWS/
22年ぶりに橋の架け替えが行われた「偃月橋」

今年は、『栗林公園』が特別名勝に指定されて70周年の記念すべき年。庭園内で名前がある14の橋の中で最も大きな「偃月橋(えんげつきょう」の架け替え工事が22年振りに行われ、3月16日に竣工式を迎えました。

 

▲庭園内で名前がある14の橋の中で最も大きな「偃月橋」。令和5年(2023)3月、22年振りに橋の架け替えが行われた。

 

【香川】歴代のお殿様が愛した大茶屋「掬月亭」

▲庭園の中でも中心的な建物。北側にある大きな松は、9代藩主・松平頼恕が11代将軍・徳川家斉から賜った盆栽をこの地に植え、のちに大きくなったといわれる「根上り五葉松(ねあがりごようまつ)」。

 

庭園には「掬月亭(きくげつてい)」と「日暮亭(ひぐらしてい)」、「旧日暮亭(きゅうひぐらしてい)、「泛花亭(はんかてい)」という4つの茶室があり、お殿様は「掬月亭」を「大茶屋(おおちゃや)」と呼び、こよなく愛していたといわれています。建物は南湖に向かって飛び出しているような造りになっており、床が低いので湖面を近くに感じることができ、船の上にいるかのような感覚で庭園を眺めることができます。

 

また、壁を極力少なくし、天井には和紙を使用することで、夏を涼しく過ごせるような工夫も。有名な建築家もこの建物の意匠をアレンジして取り入れています。ここでは、結婚式が執り行われることもあり、散策中に遭遇することも珍しくありません。

 

▲お殿様が南湖の景観を愉しめるよう、目に見える柱を極力減らす設計をし、雨戸の戸袋を少なくするため戸回し棒を設けるなど、意匠が尽くされている。

 

来亭者はここでお抹茶・煎茶をいただくことができ、かつてお殿様がお茶を嗜んだように美しい庭園を眺めながら心地よい時間を過ごすことができます。来亭した際は記念にぜひ利用してみてください!

 

▲かつて大茶屋と呼ばれた広々とした空間で日本の伝統文化を体験!

 

▲高松市内の老舗『料亭 二蝶』の料理を昼食にいただくことも可能。利用日の前日17時までの要予約(2名以上から受付)。写真は「季楽点心(3,000円)」。

 

掬月亭

開亭時間:9:00~16:30(最終受付16:00)

入亭料

(抹茶付)大人700円、小人500円

(煎茶付)大人500円、小人400円

※御菓子付き、団体割引あり

HPはこちら>>

 

【香川】お殿様気分で舟遊び!南湖周遊和船

『栗林公園』を訪れたら必ず体験してほしいのが「南湖周遊和船」です。船頭さんの解説を聞きながら約30分かけて南湖を1周するコースになっています。

 

▲広さ約8,000平方メートルの南湖に船を浮かべて巡る(往復約30分)。船頭による解説付きで、庭園の魅力を知ることができる。

 

出発して最初の橋「迎春橋(げいしゅんきょう)」をくぐった先には、左手に「偃月橋」、右手に「杜鵑嶼(とけんしょ)」「天女嶋(てんにょとう)」「楓嶼(ふうしょ)」という3つの島が目に入ります。杜鵑嶼にはつつじが植えてあり、ハート型のつつじは”恋つつじ”と言われ、カップルや結婚式の前写しの背景として人気があります。

 

▲南湖には「杜鵑嶼(とけんしょ)」「天女嶋(てんにょとう)」「楓嶼(ふうしょ)」という3つの島が浮かんでいる。

 

3つの島を越えると、正面に「掬月亭」を捉えられます。水面に反射する姿も美しく、湖面に近い視点で見るとよりその美しさが分かります。

 

▲船に乗って湖面に近い視点で見ると、歩いて鑑賞する時とは違った雰囲気が楽しめる。「掬月亭」を正面から間近に捉えられるのは和船ならでは。

 

平成24年(2012)からこれまで、船頭として多くの観光客を和船で案内してきた長町勝己さんが好きな『栗林公園』は、谷久所長同様、”早朝の栗林公園”だと言います。四季折々の花と鳥のさえずりに自身も癒やされるのだとか。100年以上の歳月をかけてつくられ、職人の匠の技によって現代まで守られてきた美しい庭園はまさに香川県の宝。「和船に乗って、お殿様お姫様気分を楽しんでくださいね」と長町さん。

 

▲南湖周遊和船のリーダー長町勝己さん。平成24年(2012)の南湖周遊和船スタート時から船頭として多くの観光客を案内。

 

<体験DATA>

南湖周遊和船

【営業時間】

開園日の9:00~16:00まで ※15~30分間隔で運行

【乗船料金】

大人(高校生以上)620円、小人(中学生以下)310円

【乗船方法】

利用日の前月1日から利用日の前日までに電話・WEBから予約。乗船券は乗船場近くにある乗船券売場で販売 ※乗船時刻の30分前までに、乗船券売場で乗船料をお支払いください

 

WEB予約の場合はこちらから>>

 

【香川】春と秋の年2回!庭園を照らすライトアップ

美しい姿をいつも私たちに見せてくれる『栗林公園』ですが、春と秋の年2回、夜の庭園を幻想的にライトアップするイベントが開催され、昼間とは違った庭園の様子を見ることができます。今年も桜が見頃を迎える時期に春のライトアップが開催される予定で、20回目の開催を迎えます。普段は南湖でしか運航していない和船ですが、期間中は北湖を特別運航するので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

 

▲春のライトアップの様子。湖面に反射した景色の美しさも名庭園ならでは。

 

▲秋のライトアップの様子。光を浴びて黄金に輝くもみじは壮観。

 

<EVENT DATA>

栗林公園 春のライトアップ

期間:2023年3月31日(金)~4月9日(日)

時間:18:00~21:00(最終入園20:30)

【香川】明治以降の歩みを感じられる立ち寄りスポット

<商工奨励館>

園内でもひときわ大きな存在感を放つ建物は「商工奨励館(しょうこうしょうれいかん)です。明治32年(1899)、「香川県博物館」として建てられた建物で、香川県の文化・芸術・産業の発信の拠点を担っていました。軒先瓦部分に「博」の文字がありますが、それは博物館の”博”の字を文様として取ったものです。館内の本館1階では『栗林公園』の見どころや歴史、ゆかりの人物を紹介しています。西館には「ガーデンカフェ栗林」があり、香川県の食材を使った多様なメニューを提供しています。

 

▲館内2階はアメリカの家具デザイナー、ジョージ・ナカシマの家具が展示されており、休憩所としても利用できる。北館はレセプション会場になっており、平成28年(2016年)にはG7情報通信大臣会合の公式昼食会場として使用された。

 

(本館1階)栗林公園ガイダンス
(本館2階)休憩所、ジョージ・ナカシマの家具展示
(東館)伝統的工芸品展示・実演
(北館)レセプション会場
(西館)「ガーデンカフェ栗林」

 

<讃岐民芸館>

新民芸館、古民芸館、瓦館、惜々亭(せきせきてい)からなる「讃岐民芸館」。建物は建築家・山本忠司(当時、香川県建築課所属)が設計し、デザインの一部には「讃岐民芸館」初代館長であった和田邦坊(わだくにぼう)が関わっています。館内には焼物・木工・漆器など、生活に密着した民具を約3,800点収蔵。館内の中庭は、有名な中根金作(なかねきんさく)が作庭しており、お庭好きには必見です!

 

▲「讃岐民芸館」には、初代館長である和田邦坊が収集したコレクション約3,800点を収蔵。現在は、一部の収蔵品と昭和の暮らしをテーマにした民芸品を展示。

 

<キリン広場>

東門駐車場ロータリー北側には、昭和5年から平成16年まで「栗林公園動物園」が設置されており、地元では人気のおでかけスポットでした。現在その跡地にはキリンのオブジェが置いてあり、「キリン広場」という名前で当時の様子を思い起こさせてくれます。

 

▲昭和5年(1930)~平成16年(2004)までは「栗林公園動物園」が設置されていて、高松市内の「屋島水族館(現・新屋島水族館)」と並ぶ二大観光地であった。

 

特別名勝 栗林公園

香川県高松市栗林町1-20-16

TEL:087-833-7411(栗林公園観光事務所)

駐車場: 30台(うち身障者専用3台)

【開園時間】

3月 6:30~18:00、4月 5:30~18:30

【入園料金】

大人410円(330円)、小人170円(140円)※( )内は20名以上の団体料金

HPはこちら>>

 

【香川】香川の特産品が充実!県民もよく利用する県のアンテナショップ

『栗林公園』の東門横にある「栗林庵」には、県民なら誰もが知る定番商品から隠れた逸品まで、知らなかった香川の魅力を発見できる商品がたくさん並んでいます。店内をゆっくりとまわり、お店のスタッフが日々アンテナをはって集めた県内の美味しい食べ物や素敵な工芸品を手に取って、旅の思い出や大切な人へのお土産を選んでみてください!

 

▲東門のそばにある「栗林庵」には香川県の産品がズラリと並んでいる。こちらは入園無料で立ち寄れるので、県民もよく足を運ぶ。

 

▲賑わいのある高松市街地の近くに位置。門をくぐると一変、現代から江戸時代へタイムスリップしたかのような雰囲気が味わえる。

 

かがわ物産館「栗林庵」

TEL:087-812-3155

営業時間<年中無休(臨時休業を除く)>

(11~1月)9:00~17:00

(2・10月)9:30~17:30

(3~9月)10:00~18:00

※栗林公園の外にあるため公園の入場券は必要ありません

HPはこちら>>

オンラインショップはこちら>>

 

 

 

 

【石川】六勝を備えた天下の名園「兼六園」

▲石川県金沢市の中心部、金沢城に隣接する「兼六園」は、歴代の加賀藩主・前田家によって長い歳月をかけて形づくられた、江戸時代の代表的な大名庭園。

 

続いては、水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)とともに日本三名園に数えられている石川の兼六園をご紹介します。

 

兼六園の名称は、優れた景観の代名詞「六勝(ろくしょう)」に由来します。六勝とは、宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)のこと。宋時代の書物『洛陽(らくよう)名園記』に、相反する六つの景観(六勝)を兼ね備えているのは「湖園」だけと記されていますが、まさに金沢の「兼六園」は六勝を兼ね備えた庭園であることから名付けられました。

 

池泉回遊式の広大な園内は、大きな池、築山(つきやま)、御亭(おちん)や茶屋が点在し、それらに立ち寄りながら遊覧できるようになっています。そして園内を流れる曲水にはいくつもの橋が架かり、多彩な樹木や苔の緑、春の桜、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りなど、四季折々の美しさが訪れる人を魅了します。

 

▲多くの県民や全国から訪れる観光客に親しまれ、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(ミシュラン観光版)』で最高ランクの3つ星を獲得したことで、海外からの観光客にも人気がある。

 

▲写真左は金沢城・石川門の目の前にある「桂坂口」で、兼六園&金沢城公園のダブル観光に便利な出入口。写真右の「蓮池門口」は、桂坂口との間に茶店通りがあるので、園内散策の前後に茶店で食事・お茶をするのにも便利な出入口。

 

【石川】広い園内は園内MAPを参考に!ガイドツアーもおすすめ!

兼六園には七つの出入口(料金所)があり、桂坂口、桜ヶ岡口、上坂口、小立野口、随身坂口、真弓坂口、蓮池門口のどこからでも入園・退園できます。金沢城公園、金沢21世紀美術館、本多の森にある美術館・博物館、ひがし茶屋街なども観光するなら、最寄りの出入口をSTART・GOALとして利用すると便利です。

 

敷地は約11.4万平方メートルもあるので、漫然と歩くよりも出入口の料金所で渡されるパンフレットを参考におすすめコースを巡るほか、「兼六園めぐりガイドツアー」に参加したり、観光ボランティアガイド「まいどさん」に案内を依頼するのもおすすめ!写真は、ぜひ見ておきたい園内の名所を「桂坂口」から入園するコースを時計回りでご紹介しています!

 

▲霞ヶ池(かすみがいけ)兼六園のほぼ中心部に位置する、園内でもっとも大きな池。周辺には徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、栄螺山や銘石、植木が配されている。

 

▲徽軫灯籠(ことじとうろう)兼六園のシンボルとして有名な灯籠。名前の由来は、琴の糸を支える琴柱に似ているためと伝わる。

 

▲唐崎松(からさきのまつ)霞ヶ池にせり出すように枝を伸ばし、水面に影を落とす姿も美しく、特に金沢の冬の風物詩となっている雪から枝を守るために「雪吊り」が施された時期は美しく、円錐型のシルエットが趣深い風情を紡ぎ出す。

 


▲雁行橋(がんこうばし)11枚の赤戸室石(あかとむろいし)を使用し、雁が夕空に列をなして飛んでいく様をかたどった橋。石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから「亀甲橋」ともいわれ、この橋を渡ると長生きするとされてきたそう。

 

▲根上松(ねあがりのまつ) 高さ約15mの黒松で、大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった迫力の奇観が見どころ。13代当主・前田斉泰(なりやす)が土を盛り上げて若松を植え、成長後に土を除いて根を露にしたものだと伝わっている。

 

▲花見橋(はなみばし)と曲水 「花見橋」の名は木橋から見る季節ごとの花の眺めが素晴らしいことから。緩やかに流れる曲水に沿って桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇る。

 

▲梅林(ばいりん) 1969年に北野天満宮、大宰府や湯島天神、水戸偕楽園など、全国の名梅を集めて造成された梅林。約20種、200本の梅が植えられ、3月になると紅白の花が美しく咲き誇る。

 

兼六園
石川県金沢市兼六町1

TEL:076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)

[開園時間]

2023年3月1日~10月15日 7:00~18:00

2023年10月16日~2月末日 8:00~17:00

 

【石川】桜の名所「兼六園」と四季の無料開放&ライトアップ

▲「桂坂口」付近の茶店通りも、多くの桜が眺められる絶景スポット。食事、スイーツなどを楽しみながら花見をするのもおすすめ。

 

兼六園は「さくら名所100選」(「日本さくらの会」選定)に県内で唯一選ばれているスポット。ソメイヨシノなど約400本の桜が園内を彩り、兼六園菊桜や兼六園熊谷といった貴重な桜もあります。園内のお花見スポット「花見橋」から見る曲水と桜、眺望台の付近が桜の名所として人気です。通常は入園料がかかりますが、桜の開花時期は無料開放されるのも嬉しいですね。

 

兼六園が初めての方も、過去に訪れたことがある方も、季節ごとの風情があり、昼と夜で表情を変える兼六園を訪れてみてください。何度訪れても感動がある、それが日本三名園であり、日本の文化財指定庭園 特別名勝にも選ばれている兼六園です。

 

▲兼六園と金沢城公園では、定期的に「金沢城・兼六園四季物語」と題して四季折々に夜間ライトアップが開催され、夜間開園時間帯は無料入園することができる。

 

▲観桜シーズンの「花見橋」から見た曲水の眺め。ここは季節ごとの花によっても雰囲気が変わり、夜のライトアップでさらにドラマチックな美しさに!

 

▲ライトアップされた唐崎松の雪吊りのシルエットが夜空と水面に浮かび上がる姿が壮観。

 

《兼六園 無料開園》

・12月31日~1月3日までの年末年始(大晦日から元旦にかけては夜間も開放)
・観桜期の約1週間(開花の時期により毎年変動)
※2023年は3月27日(月)~4月2日(日) までの7日間
・金沢百万石まつりの3日間
・8月14日から16日までのお盆期間
・文化の日(毎年11月3日)

 

《金沢城・兼六園四季物語 2023年予定》

・観桜期:4月上旬
・春の段:5月上旬
・初夏の段:6月上旬
・ホタル観賞会:6月下旬~7月上旬
・秋の段:9月下旬~11月下旬
・冬の段:2024年2月上旬~中旬
・北陸新幹線県内全線開業特別ライトアップ:2024年3月中

 

 

 

 

おわりに

今回は香川県は文化財庭園で日本一の大きさを誇る「栗林公園(りつりんこうえん)」、石川県は日本三名園の一つ「兼六園(けんろくえん)」を紹介しました。ぜひ両県を訪れて、日本が誇る庭園の魅力に触れてみてください。

 

石川県の「ほっと石川旅ねっと」でも連載特集を掲載中!うどん県旅ネットでは紹介しきれなかった石川県のスポットや情報を掲載しておりますので是非併せてごらんください!

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