キャベツ
さまざまな調理法で幅広い料理に使えるキャベツ。秋から冬にかけて種を蒔き、早春から初夏にかけて収穫される「春キャベツ」と、夏に種を蒔き、晩秋から初春にかけて収穫される「冬キャベツ」がある。
春キャベツ
葉が柔らかく、巻きがふんわりとしていて、丸みがあるのが特徴。
冬キャベツ
葉に厚みと固さがあり、巻きはしっかりとしていて、平らな形 をしているのが特徴。
収穫した後に残る葉や茎は「残渣(ザンサ)」と言って、あえてそのまま残し、畑の栄養源にする。
春と冬、季節ごとの美味しさが楽しめるキャベツ
県内一のキャベツ産地である三豊市高瀬町麻地区では約50軒の農家が栽培している。その歴史は約40年で、麻地区の気候や地質がキャベツ栽培によく合っているそう。キャベツは暑さに弱く冷涼な環境を好むため、夏場は特に水管理が大切。耐寒性が強いとはいえ、極端に冷えると生育が止まってしまうので、冬場は苗の霜対策も大切なのだとか。収穫は気温が低い早朝に行い、鮮度を維持した状態で出荷することを大切にしている。