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「がん」について考えよう!vol.1

がん

日本人の2人に1人が一生の間にがんに罹患すると言われるほど、がんは身近な疾患です。大腸がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、前立腺がん、乳がん、子宮がんなどが主な種類です。がんの治療法は種類や進行度によって異なり、早期発見や予防が重要です。健康な生活習慣や定期的な検診が推奨されています。

 

※こちらの医療情報は月刊ナイスタウン2024年4月号時点のものになります。

 

症状がないまま進行するがんを早期に発見するには、健康だと感じていても定期的にがん検診を受けることが大切です。

 

Q&Aよくあるご質問:がん検診について気になることをまとめました!

がん検診とは?

がん検診は、がんを早期に発見し、必要かつ適切な治療を行うことにより、がんの死亡率を減少させるために行われます。正しい検診を適切な種類、対象年齢、受診間隔で実施することで、がんの死亡率を低下させることができます。

 

がん検診はどこで受けることができますか?

各地方自治体では、がん検診や一般の健康診断、そして人間ドックの案内を行っています。これらの検診は、各地方自治体から委託を受けた医療機関などで受けることができます。

 

がん検診の精密検査?

がん検診で精密検査が必要と判定された場合、「がんの疑いがある」ことを示します。症状がなくても、必ず医師の指示に従い、精密検査を受けましょう。早期発見と適切な治療が重要です。

 

セルフチェック

5つの健康習慣を身につけることで、がんになるリスクが低減します。

 

□適正体重の維持

□身体活動

□食生活

□節酒

□禁煙

 

健康な生活習慣ががん予防に不可欠です。バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙、定期的な健康チェックが重要です。
※出展 国立がん研究センター科学的根拠に基づくがん予防

 

 


 

【病院】

医療法人和光会 前田病院

早期診断で内視鏡による治療も可能に

120年以上の歴史がある大腸肛門病の専門病院として、一般的な腹痛から専門的な肛門疾患まで、さまざまな診療を行います。特に肛門疾患は、切らない治療(ジオン注)から手術治療まで、日帰りから入院まで、患者さんに応じたオーダーメイド医療を提供します。大腸肛門病専門医による内視鏡や機能検査も行い、「きれいに肛門を治す」ことを目標にしています。老人保健施設やデイケアも整備し、医療と介護の両輪で地域住民の健康を支えています。

CAD EYE™(キャドアイ)

AI搭載の内視鏡診断支援システム「CAD EYE(キャドアイ)」を使用した大腸内視鏡検査は、大腸ポリープや大腸がんなどの早期発見が可能。麻酔を使用することで、寝ている間に検査ができます。

腹腔鏡手術システム

最新の腹腔鏡手術システムを導入しています。

Information

出産や加齢に伴う骨盤底筋の緩みを発端とする直腸脱や子宮脱にも対応。最新の腹腔鏡システムで安全かつ確実に治療し、生活の質の向上を目指します。

 

患者さんからよくある質問をまとめました。

 

医療法人和光会 前田病院 鈴木 優之先生

 

【Profile】

2013年東京医科大学医学部卒、香川県立中央病院、国立がん研究センター東病院などを経て、2023年の4月から現職。

 

【資格】

外科学会専門医
大腸肛門病学会専門医
内視鏡外科学会 技術認定医:大腸

 

【メッセージ】

私はこれまで、「痔かなと思ったら、大腸がんだった」という患者さんをたくさん診てきました。肛門科への受診は、羞恥心から受診を躊躇しがちだと思いますが、当院には女性肛門科外来もありますので、肛門から出血があった場合は、がんなどが隠れていることもありますので、自己判断で放置せずに受診をおすすめします。

 

 

Q.直腸脱とはどんな病気ですか?

A.高齢者や女性に多い病気のひとつに「直腸脱」があります。直腸脱とは、肛門から直腸が飛び出してしまう状態です。脱出がひどくなると直腸が反転して、肛門から5~10cmほど飛び出してしまうこともあります。その原因の多くは、出産や加齢に伴う骨盤底筋の緩みや排便時の過度のいきみなどが考えられます。

初期の症状は、排便時に直腸が脱出し、その後自然に元に戻ります。しかし「排便後も元に戻らない」「立った時に直腸が脱出する」などといったように直腸の脱出する頻度が増えると、粘液による下着の汚れ、便もれ、肛門の違和感・痛み、などの症状も現れ、肛門機能が悪くなり生活の質の低下に繋がります。

直腸脱は自然に治ることがありません。治すためには手術が必要です。おなかの中から行う手術(経腹手術)と、肛門側から行う手術(経肛門手術)があり、患者さんの状態や、直腸脱の程度によって選択します。経腹手術である腹腔鏡下直腸固定術は非常に再発率が低い手術です。また傷も小さく、体への負担が少ないため、手術翌日からいつも通り食事や歩行が可能です。肛門周辺で何らかの症状が気になったら、我慢せず、早めに専門医に相談してください。

 

Q.大腸内視鏡検査ではどのような病気を見つけることができるのでしょうか。

もし、がんやポリープが見つかったときはどうなりますか。

A.大腸内視鏡検査では、小さなカメラを内蔵した直径10㎜程度の内視鏡を使い、大腸の色調の変化などを詳しく観察できます。ポリープやがんだけでなく、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、大腸憩室症、虚血性腸炎などの病気が診断できます。検査の際に、ポリープが見つかればその場で切除することも可能です。

大腸内視鏡検査は肛門から内視鏡のスコープを入れるため、「つらい」「痛そう」など抵抗がある方も多いですが、当院では麻酔(鎮痛剤・鎮静剤)を使用するため、痛みを感じることなく安心して検査を受けていただけます。患者さんの要望に合わせて対応しますので気軽にご相談ください。

 

【診療情報】

医療法人和光会 前田病院

TEL:087-865-7111(代表)

FAX:087-864-3566

住所:香川県高松市東ハゼ町824

駐車場:50台

HP:https://www.maeda-hosp.com/

 

【受付時間】

※午後の診察は、手術・救急等で開始が遅れる場合があります。

 

【休診】

水曜午後、土曜午後、日曜、祝日は休診

 

【診療科目】

・肛門外科 ・肛門内科・外科 ・整形外科 ・消化器外科 ・消化器内科
・内科・リハビリテーション科 ・麻酔科 ・ペインクリニック内科

 

 


 

【消化器内科】

医療法人社団 牛山クリニック

健康寿命の延伸に注力「何でも相談できる」かかりつけ医

消化器領域を含む内科全般を中心に、腰痛や膝痛、巻き爪矯正などの外科的診療まで、何でも相談できる地域のかかりつけ医。がん検診では、大腸内視鏡や腹部超音波装置による検査でがんの早期発見に努め、健康寿命の延伸に力を注いでいます。また、予防接種や人間ドック、在宅診療など包括的なケアで地域住民の健康を見守っています。

内視鏡システム

レーザー光源搭載の内視鏡システム。2つのレーザー光と画像処理機能で早期がんの発見をサポート。当院では鎮静剤を使って、苦痛のない内視鏡も行っています。

Information

美容皮膚科では、シミ取りや脱毛などの施術も行っています。

 

【診療情報】

医療法人社団 牛山クリニック

TEL:087-886-0119

FAX:087-886-0559

住所:香川県高松市檀紙町68-1

駐車場:あり

HP:https://ushiyama-cl.jimdofree.com/

美容皮膚科HP:https://ushiyamaclinic.com/lp/

 

【診療時間】

 

【休診】

木曜・土曜午後・日曜・祝日


 

 

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