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知っておきたい!整形外科 スポーツ外傷・障害 リハビリテーション科ガイド vol.1

整形外科は、骨や関節、筋肉などの怪我や痛みを専門的に診断し、治療する医療分野です。具体的には、骨折や脱臼、切り傷、打撲などの外傷の治療だけでなく、肩こりや腰痛、膝痛など日常的な身体の痛みや不快感も取り扱います。

※こちらの医療情報は月刊ナイスタウン2024年7月号時点のものになります。

 


セルフチェック

□ 肩が痛い、あがらない
□ 首が痛い
□ 腰・背中が痛い
□ 肘が痛い
□ 股関節が痛い
□ 手が痛い、しびれる
□ 足が痛い、しびれる
□ ひざが痛い

 

首の痛み、肩こり…頸椎症、頸椎捻挫(むち打ち症)、頸椎椎間板ヘルニア

肩の痛み…肩関節周囲炎(五十肩)、腱板損傷

腰の痛み…腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、骨粗しょう症 、腰部脊柱管狭窄症

足の痛み…痛風、扁平足、外反母趾
肘の痛み…上腕骨外側上顆炎、内側上顆炎

膝の痛み…変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷
手、手首の痛み…関節リウマチ、腱鞘炎、手指変形性関節症
ももの付け根の痛み…変形性股関節症、単純性股関節炎
手の痺れ…頸椎椎間板ヘルニア、手根管症候群
足の痺れ…腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症

 


 

【整形外科・内科・外科】
医療法人社団 藤井外科胃腸科・整形外科

豊富な臨床経験と的確な診断で患者さんに最適な治療を提供

当院では、「わかりやすい説明」「的確な診断」「正確な治療」をモットーに従来からの診療体制に加えて、整形外科一般、手肘の外科、足の外科、スポーツのけがに精通した専門的な治療を提供しています。特に日常生活動作を支えている手・肘、足の外科治療は院長の専門分野。保存療法や薬物療法に留まらず、関節鏡や内視鏡を用いた手術や再生医療と幅広く対応し、専門的なリハビリテーションを通じて早期復帰、早期改善を目指します。

 

 

院長 谷野 善彦先生
【経歴】1995年慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学病院、国家公務員共済組合連合会立川病院、社会保険栗林病院などを経て2016年から現職。

 

【資格】・日本整形外科学会専門医 ・日本手外科学会専門医 同指導医・日本リウマチ学会専門医 ・日本整形外科学会認定リウマチ医・日本整形外科学会認定スポーツ医 ・日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医など。

 

Information

スポーツ障害では予防も治療同様に重要となるため、リハビリについては、理学療法士、作業療法士によるリハビリテーションを採用し、スポーツ競技のコンデショニングから治療、手術後の復帰、競技特性に応じた早期改善を目指したメニューを用意しています。

 

 

国道193号線沿いから見える赤レンガ造りの外観が目印。

 

 

答えていただいたのは
医療法人社団 藤井外科胃腸科・整形外科 院長 谷野 善彦(たにの よしひこ)先生

 

【経歴】

1995年慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学病院、国家公務員共済組合連合会立川病院、社会保険栗林病院などを経て2016年から現職。

 

Q.スポーツによるけがに特徴はありますか?

A.スポーツによるけがは、①一度の強い外力によって発生する「スポーツ外傷」と、②繰り返される局所への負荷により発生する「スポーツ障害」があります。①は足関節捻挫や突き指、肉離れ、打撲などのスポーツ外傷を負った場合、応急処置を施すことで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることが期待できます。②のスポーツ障害は、使い過ぎ症候群とも呼ばれ、オーバーユース(使いすぎ)による疲労や負担の蓄積が大きな原因となっており、同じ場所に負荷がかかることで、筋肉や腱、靭帯を徐々に傷めます。試合に向けて頑張る選手達ほど体に負担がかかりますので、けがの予防や早期競技復帰のためにも、けがをした部位の専門治療ができる医師に早めに受診することが大切です。

 

◆実際の手順としては、
1:疼痛や腫脹部位を確認
2:病気の状況(受傷機転やスポーツ歴・種類)を確認する
3:症状が発生した動作の確認(荷重・ストレス、スポーツ動作など)
4:理学所見(圧痛部位、可動域、不安定性、知覚、筋力、疾患別テスト)
5:補助診断法(単純X線、エコー、X線透視、CT、MRI、血管造影など)
を組み立てながら進めます。

 

Q.ケガをしてしまったらどのように向き合うべきでしょうか?

A.適切な診断を受けるためにも整形外科を受診しましょう。整形外科にも体の部位ごとの専門性があります。けがをした部位に関して専門性の高い医師にご相談ください。急性期で病院に行くまでは、固定して局所の安静を保ちます。それにより、腫脹が軽減して痛みも軽減されます。お世話になる医師と競技復帰への希望と流れを相談して、適切なゴール設定を行います。

 

◆医師からみた診療上の注意点として
1:患者さん自身は、可及的早期の競技復帰を希望または期待している。
2:学生などは「無茶をする」スケジュール感で復帰を計画希望する傾向がある。
3:早期復帰のために手術治療を優先しやすい。
4:軽微なけがの場合、競技継続を優先して治療のタイミングを逸する。
5:監督やコーチなど関係者が治療に際して必ずしも同じゴールを目指していない場合がある。

 

Q貴院ならではの診療方法はありますか?

A.当院では上肢の疾患、なかでも特に肘や手くび、足関節周辺のスポーツ診療、手術加療に多くの経験があります。野球肘を例に挙げると、理学、作業療法士によるリハビリテーション指導によって、スポーツ動作の分析、体の使い方指導を行います。

 

保存療法としては、超音波機器を用いた保存療法や自分の血液を約50cc採取した後、作成した血小板濃縮液を使用した再生医療(PRP療法)も採用しています。保存療法による数か月の治療で反応に乏しい場合は、状況に応じた手術加療を提案、選択をします。

 

肘内側側副靭帯損傷において症状が慢性的な場合は、長掌筋腱を用いた再建術を行います。上腕骨小頭離断性骨軟骨炎では、骨釘移植、肋骨肋軟骨移植術など病期ステージに合わせて適切な治療をご提供しています。上腕骨外側上顆炎では肘関節鏡を用いた手術、手関節TFCC損傷では手関節鏡を用いた縫合修復、再建術を行っています。

 

ここまで治療の一例を挙げていますが、基本的には患者さんのご希望から方針を一緒に考えていきます。スポーツ障害では、早期復帰を重視した手術治療が優先される傾向もありますが、成長期での障害の場合、障害の修復力は旺盛ですので、十分な時間をかけた保存療法で治癒が得られることもあります。大切なことは患者さんと医療関係者が正しく同じ目標に向かって進むことが大切だと考えます。

 

 

【診療情報】
医療法人社団 藤井外科胃腸科・整形外科

住所:香川県高松市田村町1277
TEL:087-867-1222

駐車場:あり

HP:https://www.tanino-tegeka-seikei.com/

 

【診療時間】
9:00~13:00(午前)、14:00~18:00(午後)

※谷野医師は“りつりん病院”出張診察のため休診、谷野裕子医師の診察のみ

 

【休診】

水曜、土曜の午後、日曜、祝日

 

【診療科目】

・整形外科 ・リウマチ科 ・手外科 ・スポーツ外科・リハビリテーション科 ・内科 ・外科 ・胃腸科

 

 


 

【整形外科・リハビリテーション科】
高松南整形外科スポーツクリニック

運動器リハビリテーションを中心に機能回復と予後をサポート

スポーツによる運動器の外傷・障害から、慢性的な膝痛や腰痛、骨粗しょう症による背中の変形や痛みまで幅広い診療を行っています。スポーツ選手から小児、高齢者と幅広い年代に対してリハビリテーションが処方された患者さんには、理学療法士が原因を見極めながらプログラムを作成。その方に応じた訓練を行う運動器リハビリテーションを採用しています。また、基幹病院とも連携し、人工関節や外傷などの術後のリハビリテーションにも対応しています。院長がリハビリ場面を回診。コミュニケーションを取りながら、患者さんの病態の予後に適切なリハビリテーションを提案します。

 

リハビリテーション室
患部の機能向上だけでなく、障害予防やパフォーマンスアップのベースとなる身体機能の向上を図ることを目的に行っています。

 

 

体外衝撃波治療を採用
「集束型」「拡散型」を患者さんの状態に合わせて機器を選択。全身の筋肉や腱の炎症などによる慢性的な痛みに悩んでいる方に有用です。

 

Information

開院当初からあるレントゲン、骨密度測定装置、MRI、超音波(エコー)に加え、昨年11月からCTスキャンを導入したことで、疲労骨折や野球肘など、一貫して検査が可能になりました。

 

 

答えていただいたのは
高松南整形外科スポーツクリニック 院長 中溝 寛之(なかみぞ ひろゆき)先生

 

【経歴】

1996年香川医科大学(現香川大学医学部)卒。信原病院・バイオメカニクス研究所、県済生会病院などを経て、2019年高松南整形外科スポーツクリニック開設。

 

【資格】医学博士、日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター

 

Q.五十肩(凍結肩)とはどのような症状でしょうか?

A.「けがをした覚えがないのに肩が痛い」「腕が後ろに回らない」など、肩の痛みや結帯動作が困難になります。そのような症状が現れたら五十肩を疑います。五十肩とは、正式には「肩関節周囲炎」や「凍結肩」といい、腕を上げるときなどに肩が痛み、肩が動きにくくなる病気です。その原因は、肩には関節包という関節を包む袋があるのですが、そこに炎症や拘縮が起こると肩が動かしにくくなります。好発年齢は40~50歳代に多く発生しますが、年齢に関わらず発症する場合があります。

 

Q.どの程度の症状で受診を考えればいいのでしょう?

A.五十肩は、日常の生活動作のちょっとした負荷がきっかけとなっている場合があります。最初は、少し痛いなあから始まってだんだん痛みが強くなっていきます。同時に気がついた時には、あらゆる方向に動かしにくくなってしまいます。その場合は、くれぐれも頑張って動かそうとしないでください。五十肩は、半年~1年で時間が解決してくれることが多いのですが、痛みが強い場合や生活に支障が出ている場合は、早めに近くの整形外科を受診しましょう。

 

Q.治療の流れを教えてください。

A.「寝返りで目が覚めてしまう」「夜痛くて眠れない」といった痛みが強い時期(炎症期)は、できる限り安静にしてください。その場合の治療は、痛みをやわらげる薬物療法や注射療法、または湿布で痛みのコントロールを考えます。ある程度痛みがコントロールできるようになったら、強い痛みを出させないようにリハビリを始めていきます。痛みが強いというのは体がストップをかけていますので、無理やり頑張って動かさないのがポイントです。肩が動かなくなると、同時に肩の周囲も痛くなるケースがあります。そういったところのケアも行います。稀に、リハビリや薬物治療を行っても回復に至らない場合は、手術治療を行うことがあります。五十肩は冷えると痛みが出やすいといのが特徴なので患部を温めることが大事です。

 

 

【診療情報】
高松南整形外科 スポーツクリニック

住所:香川県高松市三名町65

TEL:087-889-4970
FAX:087-889-4974

駐車場:37台

HP:https://tkm-osc.com/

 

【診療時間】
9:00~12:00(午前)、14:30~18:30(午後)

※1 水曜午後 予約・リハビリのみ ※2 土曜午後 13:00〜15:00

 

【休診】

木曜・日曜・祝日・年末年始

 

・予約優先ですが、予約外は随時受け付けます。(平日予約外の方の受付最終時間は18:00)

 


 

 

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