STEP①症状の確認
まず、自分の症状を確認しましょう。例えば、風邪、発熱、咳、胃痛、頭痛、体のだるさなど、どのような症状があるかを具体的に把握します。
STEP②病院やクリニックの選択
近くの内科を選びます。以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
・アクセスの良さ : 自宅や職場から近い場所
・診 療 時 間 : 自分のスケジュールに合った診療時間。
・評判 : インターネットの口コミや家族、友人の紹介。
STEP③予約
事前に予約を取ります。多くの内科は電話やインターネットで予約を受け付けています。特に混雑が予想される場合は、早めに予約をすることをおすすめします。
STEP④健康保険証orマイナンバーカードと診察券の準備
健康保険証orマイナンバーカードを必ず持参します。また、初診の場合は診察券が発行されますが、再診の場合は診察券も忘れずに持参しましょう。
STEP⑤受診
予約時間に間に合うように病院やクリニックに到着します。受付で予約を確認し、問診票を記入します。
STEP⑥診察
医師との診察では、症状を詳しく説明します。以下の情報を伝えると診察がスムーズです。
・症状の始まりと経過
・症状の強さと頻度
・既往歴(過去の病歴)
・アレルギーの有無/現在服用している薬
STEP⑦処方箋の受け取り
必要に応じて処方箋が発行されます。処方箋を持って薬局に行き、薬を受け取ります。薬の服用方法や注意点について薬剤師から
説明を受けましょう。
STEP⑧会計
保険証を提示し、診察料や処方箋料などの自己負担分を支払います。会計時に次回の予約についても確認しておきます。
STEP⑨再診の予約
必要があれば再診の予約を取ります。定期的な通院が必要な場合や、症状が改善しない場合は、次回の診察日を確認しておきましょう。
【内科、消化器内科、内視鏡内科】
医療法人社団 重陽会 高松中央インタークリニック
消化器内科疾患を中心に内視鏡のエキスパートが高レベルの医療を提供
胃や十二指腸、大腸などの消化管を専門領域とする消化器疾患を中心に、予防医療の重要性にも力を入れ、地域の健康を全力でサポート。特に内視鏡の検査は、専門医である院長が惜しみなく手技を発揮することで、質の高い胃・大腸内視鏡検査を受けることができます。また、昨秋の開業に伴い事業承継したことを機に、漢方治療にも注力。患者さんの体質や病態を診断したうえで、西洋医学と東洋医学の融合を目指し、総合的な観点で診断・治療を行っています。
消化器がんは、早期発見で治療がスムーズになります。一人でも多くの方に、これまで培った技術を地域の皆様に還元し、質の高い医療を提供することを目指しています。
患者さんとの信頼関係を築きながら、一人ひとりの状態やニーズに合わせた診断と治療を行い、最良の選択をサポートします。
Topic
漢方治療に力を注いでいる
消化器内科の診療だけでなく漢方医療にも力を注ぎ、両輪で総合的な診療を実践。「気長に続けることで体質改善していくことが漢方治療の良さ。気になる症状があれば何でもご相談ください」。
Information
高松中央ICから車で1分。約20年にわたり愛された「きゅうか内科クリニック」が事業承継を行い生まれ変わった「高松中央インタークリニック」。さらなる地域貢献へ力を注いでいます。
答えていただいたのは
医療法人社団 重陽会 高松中央インタークリニック 院長 小林 伸也先生(こばやし のぶや)先生
【経歴】2010香川大学医学部附属病院、屋島総合病院を経て2019年香川大学医学部附属病院消化器内科病院助教、2023年11月から現職。香川大学医学部消化器・神経内科学臨床講師を兼任。開業後も、香川大学医学部附属病院・香川労災病院・坂出市立病院などで、内視鏡手術の指導にあたる。
【資格・専門医】医学博士、日本内科学会認定内科医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・同学会四国支部評議員、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化管学会胃腸科専門医・指導医日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医。
Q.貴クリニックでの内視鏡検査(大腸・胃カメラ)の特徴を教えてください。
A.大腸カメラは、大腸がん及び、大腸の異常な病変を早期に発見し、治療するための検査です。そのためには経験を積んだ専門医による内視鏡検査が必要です。当クリニックでは、香川大学医学部附属病院などで鍛えた内視鏡のエキスパートである院長が、できるだけ苦痛のない内視鏡検査を実施しております。一般的に大腸カメラを大腸に挿入する際、空気で腸管を膨らませスコープを進めますが、腸が無理に引き伸ばされるため、強い痛みや不快感が起こりやすくなります。そこで当クリニックでは、送気を全く行わない「浸水法」というスコープ挿入法を実践しています。この方法でスコープを挿入することで、苦痛を極限まで減らし、短時間での深部挿入が可能になります。この方法は、高度な技術と経験が必要であり、内視鏡検査の研鑽を積んだ院長が行うからこそ、より安全性を高め、体への負担を減らしてくれます。また、希望があれば鎮静剤を用いることも可能で、受診しやすい工夫をしています。
胃カメラに関しては、約10mm径の拡大機能付き内視鏡と、約5mm径の経鼻用の超細径内視鏡の2種類を採用しています。患者さんによっては、鼻が痛くなることもありますので、細い内視鏡を使って、口から挿入し検査を行うことを当クリニックでは推奨しています。ピロリ菌がいる方、除菌後の方は1年に1回、未感染の方は胃がんのリスクが低いと言えますが、2年に1回は胃カメラを受けることをお勧めします。
Q.漢方治療の考え方を教えてください。
A.漢方薬は、いくつもの生薬(自然の植物や、動物、鉱物など)を組み合わせて作られた薬です。治療では、その生薬を用いることで、全身の働きのバランスを整え、本来人間に備わっている自然治癒力を高めて体を整えることを基本にしています。漢方は病名で診断することだけでなく、一人ひとりの体質や病気の状態を見きわめながら、最適な漢方薬を使い分けていく、いわゆる「オーダーメード」の治療だといえます。
診察室では、問診で患者さんの訴える自覚症状を明らかにし、「舌診」、「脈診」、「腹診」から得られる情報をもとに一人ひとりに合った漢方薬を選びます。効果には個人差がありますから、処方された漢方薬を服用して症状が改善されたのか、変化がないのかを医師にはっきり伝えられる雰囲気づくりを心がけております。患者さんに一番合う漢方薬を見つけていけるよう一緒に伴走しながら診療を行っていきます。必要に応じて西洋医学とも併用して症状の軽減へと導かせていただきます。
【診療情報】
医療法人社団 重陽会 高松中央インタークリニック
住所:香川県高松市木太町551-1
TEL:087-869-2200
駐車場:あり
HP:https://takamatsu-chuo.com/
【診療時間】
9:00〜12:30(午前)、15:00〜18:00(午後)
【休診】
木・土曜午後、日曜、祝日 ※木・土曜は12:30まで
【診療科目】
内科・消化器内科・内視鏡内科
【内科、消化器内科、内視鏡内科】
スカイメディカルクリニック
消化器内視鏡専門医による内視鏡診療を中心に高い品質の医療を提供
「具合が悪いけど、どこに相談したらいいのか分からない」という患者ニーズに応えるのが、5月に開院したスカイメディカルクリニック。消化器内視鏡専門医の女性院長による内視鏡診療を中心に、風邪、胃腸炎、便秘といった日常疾患から高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病まで、専門的な知識と経験をもとにワンストップで最適なケアを提供します。病気の早期発見・早期治療のためにも、一人でも多くの患者さんが気軽に相談できる環境を整えています。
地域の皆様に寄り添い、質の高い医療サービスを提供することを使命とし、信頼と安心をお届けできるように努めてまいります。
高松市春日町で事業承継をし駐車場10台超を完備しています。
Message
「つらい」思いをした経験のある方は、鎮静剤、鎮痛剤を投与しての内視鏡検査も可能。全員女性スタッフが対応するため安心して受診できます。
Information
各種健康診断、がん検診(胃がん、大腸がん)、肝炎ウイルス検診、前立腺がん検診も受付可能。お手元に受診券が届きましたら、ぜひ当院にお越しください。支払は、ペイペイ、クレジットカード、アイチケット広場アプリ対応しています。
答えていただいたのは
スカイメディカルクリニック 院長 關 杏奈(せき あんな)先生
【経歴】2008年岡山大学医学部卒。津山中央病院、岡山大学病院、23年三豊総合病院などを経て、24年5月スカイメディカルクリニック開院。
【資格・所属学会】医学博士、日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医、上部消化管内視鏡スクリーニング認定医、大腸内視鏡スクリーニング認定医など。
Q.胃の内視鏡検査(胃カメラ)を受けるのはどんな人ですか?
A.胃カメラで検査を行う部位は主に、食道、胃、十二指腸で、それらの臓器からくる胃痛や胃もたれ、ゲップが多いといった症状のある方が対象になります。ただ症状がなくても慢性胃炎(ピロリ菌感染)と言われたことがある方は、胃がんのリスクが高いため、定期的に胃カメラを受けることが望ましいと言われています。
Q.検査はどのくらいの間隔で受けると良いのでしょうか?
A.胃がんの原因の大半は慢性胃炎(ピロリ菌感染)と言われているので、その有無により変わってきます。ピロリ菌がいると言われた方は、少なくとも2〜3年に1回、慢性胃炎が進行している人や胃がんの治療歴がある人は、年に1回は受けたほうが良いでしょう。また、飲酒や喫煙をされる方や熱いものが好きな方は、食道がんのリスクが高まりますので、1~2年に1回は検査をしたほうが良いでしょう。
Q.胃や大腸の内視鏡検査を行う際、気を付けていることは何ですか?
A.以前は胃カメラ、大腸カメラも楽な検査ではありませんでした。そのため「つらい」「こわい」などのイメージが強く、受けることに抵抗があるという方も少なくありません。そのような不幸な方をゼロにすることを目標とし、当院ではできるだけ内視鏡検査の苦痛を減らすことに力をいれています。例えば、苦痛が少ないとされる経鼻内視鏡の導入や、ご希望の方への鎮静剤の使用など様々工夫を行っています。
Q.こちらの内視鏡検査の特徴を教えてください。
A.当院では、県下でまだ少ないAI技術を用いた内視鏡画像診断支援システムを導入しています。人間とAIそれぞれに長所と短所があるため、それらを補完しつつ診断性能の向上を目指しています。また、胃カメラは経鼻内視鏡を採用しています。経鼻内視鏡の場合、経口と比べて嘔吐反射が抑えられ苦痛が少ないと言われているため、基本的には鎮静剤の使用は行いませんが、中にはどうしても胃カメラが苦手な方もいます。その場合は鎮静剤の使用で対応しています。一方、鼻腔の狭い方は、カメラの通過が難しいことがあります。その場合は経鼻内視鏡を口から挿入することになります。
大腸内視鏡検査は、日帰りでの大腸ポリープ切除も行っています。胃カメラ、大腸カメラともに不安の強い方には、鎮静剤の使用も可能です。まずはお気軽にご相談ください。
Q.生活習慣病とはどのような病気ですか?
A.生活習慣病は、日々の食事や生活習慣からかかってしまう病気です。代表的なものに、高血圧、脂質異常症、糖尿病などがあります。初期にはほとんど自覚症状が表れないため、気が付いたときには合併症により病状が進行している場合も少なくありません。中でも放置することで大きな問題となるのが動脈硬化を進行させ心筋梗塞や心不全、脳梗塞といった命に関わる病因につながります。こうした病気にかからないためにも、自覚症状の有無に関わらず、定期的に健康診断を受け、病気の予防に努めることが大切です。
また、健康診断で「要再検査」や「要精密検査」との結果が出た方は、二次検査に対応しているかかりつけ医、お近くの医療機関ですみやかに受診することが望ましいでしょう。
当院では、高齢者医療確保法に基づいた国民健康保険加入者対象の特定健康診査、特定保健指導、労働安全衛生法に基づいた企業健診(雇入時健診、定期健診)、さらに胃がん検診や大腸がん検診を行っております。ぜひ、ご自身の健康チェックにご利用ください。
【診療情報】
スカイメディカルクリニック
住所:香川県高松市春日町1650-1
TEL:087-813-7577
駐車場:10台超
【診療時間】
9:00〜12:30(午前)、14:00〜18:00(午後)
【休診】
水曜、土曜の午後、日曜、祝日休診
【診療科目】
内科・消化器内科・内視鏡内科