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Interviewed with 中野 優作【株式会社BUDDICA 代表取締役】

株式会社BUDDICA 代表取締役 中野 優作さんにインタビューを行いました。

※こちらの掲載情報は月刊ナイスタウン2023年9月号時点のものになります。

 


 

profile:中野 優作(なかの・ゆうさく)

株式会社BUDDICA(バディカ) 代表取締役

香川県出身。建設会社を経て26歳で中古自動車販売大手に入社。入社1年以内に販売台数日本一に、1年半で店長に就任。その後営業本部の部長や、買収した子会社の再建を経験し、業界の課題を解決するべく2017年に独立、 中古車販売事業『BUDDICA』を設立。18年に法人改組し代表取締役に就任。7年目を迎えた現在7店舗を構え、業販をメインに全国に向けて在庫車を販売するなか、急速な事業拡大や実績で業界からの注目を集めている。

 

透明性のある仕事ぶりとお客様ファーストの精神で自動車ビジネスをリードする存在に

NT/新社屋の完成おめでとうございます。魅力について教えてください。

 

中野/ありがとうございます。新社屋のコンセプトは「子どもが楽しめる日本一お酒落な車屋」。2200坪の広大な敷地には、展示台数常時300台という四国屈指の大展示場に加えて、子どもたちが遊べる公園も完備しました。

 

新しい車を迎え入れる時には、「この車で何をしようか」「どこに行こうかな」と未来を想像するじゃないですか。つまりお客様にとって、ワクワクするようなカーライフに夢を抱く貴重な瞬間なんです。そこで我々が掲げたミッションが「新車は作らず、愛車を作ろう」。車は単なるモノではなく、みんなが命を預け、自分の“らしさ”を託す、世界にたった一つしかない「愛車」のはず。その大事な場面に立ち会うからには透明性のある仕事をするのはもちろん、お店も楽しくなくちゃならないですよね。

 

当社では、車の購入を大人だけで楽しむのではなく、子どもにとっても楽しいイベントとして記憶に残してほしい。そうすることできっと、子どもたちも車を愛してくれることでしょう。それが叶う店づくりを目指しています。

 

NT/今後の展望をお聞かせください。

 

中野/日本には7800万台もの車がすでに存在します。その中で初回登録1年未満の新車はわずか1割程度、ほとんどが中古車です。つまり、本当に世の中で役に立っている車の中心で中核は、中古だということです。私たちバディカは、中古車ビジネスが自動車ビジネスの中心になる時代が来ると確信し、「中古車だからこそできること」「中古車屋だからできること」を常に探求し続け、中古車に革命を起こすビジネスを展開していくつもりです。

 

車にはどれもユーザー様の並々ならぬ愛情が詰まっているはず。「愛車」と言われるくらいですからね。ほかに「愛」がつくのは、愛犬・愛猫くらいでしょうか。それほど大切な車だからこそ売買させていただく際には「モノ」として扱うのではなく、家族のような気持ちを持って愛車のバトンをつないでいけたらと思っています。

 

その上で大切にしているのが、車を愛し、お客様を愛し、仲間を愛すること。また、私たちを通過した車が誰かの人生を豊かにすることを祈って、商品にプライドを持つことです。このほか、仕事を楽しめる人になる、時代の変化の波を乗りこなしベンチャースピリッツを忘れない、車を売るのではなく車のある楽しさを売っていく。これらの共有価値観を胸に圧倒的な努力と情熱をもって社会に貢献し、愛車を増やすことで世界にLOVE&PEACEをもたらすというミッションを達成していきます。

 

中古車業界を構造から改革しフェアにしていくのがバディカの使命 業販全国No.1をとった今がその時

NT/その一つとして、202310月から新サービスがスタートするそうですね。

 

中野/「バディカダイレクト」というサービスで、簡単に言えば車の通販。まずはチャットで気軽に相談してもらい希望の車を見つけ、ネットで購入して自宅に届く仕組みです。もちろん買取にも対応しています。見積もりはお客様がHP上から自分でアップできるシステムを構築。全国どこからでも商談できるから、何店舗かを巡るという時間的なロスや手間、費用なども軽減されます。

 

さらに、担当者を指名できることも魅力の一つ。たとえば美容室やマッサージではキャリアのある人を指名したいものですよね。他の業界では当たり前のことが車業界では今までできませんでした。そこで、お店も人もお客様が選べる体制を作ろうとー。女性のお客様だと女性の担当者がいいでしょうし、趣味や好み、考え方が合う人と一緒に車選びができるわけです。実際に2か月前からモニターを募集したのですが、すでに100台近く売買が成立しクレームもまったくありません。

 

納車後のアフターに関してはセイビー社と業務提携することで、困り事を何でもすぐに相談できる環境を整えています。車の使い方から修理、整備まで、全国47都道府県に在籍するプロの整備士が出張サービスで来てくれるというのは非常に心強いでしょう。まるでかかりつけ医のような安心感を持っていただけると思います。

 

お客様が今より安心・安全に車を売買できる社会を作りたい、すなわち流通革命を起こしたいんです。まずはこのクリア&画期的なシステムで従来の中古車業界の常識を覆し、車を愛する人にとって公平な世の中を作っていきます。他にも良いサービスがあれば、次々と着手していくつもりです。

 

NT/近々、本を出版されるとか。

 

中野/はい、『クラクションを鳴らせ! 変わらない中古車業界への提言』という自動車セールス本が2023831日に発売されます。中古車販売におけるこれまでの経験や業界に対する私の思い、バディカダイレクトをスタートさせるに至った経緯などを本音で語っています。アマゾンの本の予約サイトではすでに総合ランキング1位になるなど、世間からも注目を集めている1冊です。発売日以降は書店の店頭にも並ぶので、機会があれば手に取ってみてください。

 

NT/それは楽しみですね。ぜひ拝読させていただきます。本日はありがとうございました。

 

クラクションを鳴らせ!変わらない中古車業界への提言

「全てが異常だった」当時の僕は一体、何と戦っていたんだろう。業界人全員が、読まずに通り過ぎてはいけない一冊!

この本を全国10万社とも言われている自動車販売店で働く方々やその関係者、クルマに関わる全ての人のお役に立てていただくことだけを考えて書いた。結果として自分のライバルを生み出し、自分たちの商売に影響したって一向に構わない。本気でそう思っている。

 

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株式会社BUDDICA(バディカ)

 

 

 


 

 

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