ニンニク
滋養強壮や疲労回復に効果があるスタミナ食材として親しまれる「ニンニク」。あまり知られていないけど、香川県のニンニク生産量は全国でもトップクラス!丁寧に栽培された香川県産のニンニクは、肉厚で、豊かな香りが特徴。5月〜6月上旬に収穫最盛期を迎える。
ポイント
出荷は5月から始まり、5月は生ニンニク、6月からは乾燥ニンニクが中心に出回る。
保存方法
気温が上がって芽が出てくるのを防ぐため、日差しの当たらない冷暗所で保存。カビの発生も懸念されるので、袋などには入れず、多湿を避けると良い。
▲茎の黄色っぽく膨らんだ部分から上を摘み取ることを「とう摘み」と言い、この作業で土の下にある食用部分(鱗茎)に栄養がいくようになる。
しっかりと実が詰まり豊かな香りが自慢の県産ニンニク
県内の主要生産地である琴平町で、40年以上にわたりニンニクの栽培をしている籔下さん。農地は25アールで、うち5アールは県の栽培試験地になっている。ニンニクは10月に種植えをしてから収穫まで約8ヶ月ほどかかり、収穫は年1回。土壌づくりが非常に大切で、平らに耕した土に種を蒔き、芽が伸びるたびに土を上にかぶせていき、畝を作る。畝にビニールを被覆するのも雑草を抜くのも全て手作業。手間暇かけて栽培された県産ニンニクをご賞味あれ。