Information
出産後は、体のホルモンの変化により心身が最も不安定な時期。当院では、坂出市から受託し、授乳や育児、乳房の管理などを、助産師から具体的に指導を受けることができるサービスを行っています。
問合せ先:坂出市けんこう課
TEL:0877-44-5006
からだのこと、治療のこと、さまざまな疑問・不安が出てくるもの。こちらのコーナーでは、知っておきたい身体のお悩みをQ&A形式で答えていただきました。
社会医療法人財団 大樹会 総合病院 回生病院
部長 木村 光宏先生
【Profile】
1990年3月徳島大学医学部卒業。国立善通寺病院(現四国こどもとおとなの医療センター)、高知赤十字病院、つるぎ町半田病院などを経て現職。
【資格】
日本産婦人科学会婦人科専門医・指導医
母体保護法指定医
徳島大学臨床教授
産前産後のサポートについて教えてください。
周産期における妊産婦さんは、さまざまな不安や負担を抱えています。ホルモンバランスの乱れや環境の変化などで心身のバランスを崩しやすく問題が生じやすい状況です。特に出産後は、自分の子どもとの初対面で気持ちが高ぶっています。初めてのお産の場合、産後数日から2週間くらいは困惑する時期が訪れやすくなります。それが「マタニティーブルー」です。マタニティーブルーは、女性の3~5割が経験すると言われています。多くは、ふいに涙が止まらなくなったり、落ち込んだり、イライラしたりする症状が出ます。それが2週間程度でおさまればいいのですが、長引くようであれば「産後うつ病」に移行することもあります。
当院では、メンタル科の専門医との連携を取りやすい環境であるとともに、産後1か月健診以降も、坂出市けんこう課、保健所、児童相談所などと連携し、地域で妊産婦さんを支える仕組みを整えていますので、一人で抱え込まずに何でもご相談ください。また、乳腺炎の治療も積極的に行っていますので、気になる方は産婦人科にお問い合わせください。
読者へのメッセージ
多くの女性は漠然とした不安を抱えながらも、その不安を一つ一つ乗り越えて母親になっていきます。周産期は女性の一生の中で精神医学的問題を一番呈しやすく、いくえにも守られた暖かいケアが必要となってくる時期でもあります。当院スタッフとともに一緒に悩み、そして解決することで様々な不安を乗り越えていきましょう。
【診療情報】
TEL:0877-46-1011
FAX:0877-45-6410
住所:香川県坂出市室町三丁目5-28
駐車場:第1〜4駐車場あり
HP:https://www.kaisei.or.jp/
受付時間
休診
土曜、日曜、祝祭日、年末年始(12月30日~1月3日)
診療科目
内科、呼吸器内科、消化器科、循環器科、血液内科、小児科、心療内科、
精神科、神経科、神経内科、リウマチ科、外科、呼吸器外科、
整形外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、
泌尿器科、性病科、肛門科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、
救急科、病理診断科、臨床検査科、ペインクリニック内科
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